冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「しばらく会議にも呼んでもらえず、今の仕事の引継ぎすらまともにさせてもらえないまま、来週からいきなり経理に行けと。そんなの、私を信頼して任せてくれたクライアントに失礼だし、納得できなくて」
彼は黙ったまま何度もうなずいている。
「八木沢さんがおっしゃっていたコンプライアンスに関する部署が人事だとわかって、後輩へのセクハラからの経緯を話したのですが、まともに取り合ってもらえませんでした。それどころか、私が大げさだというような言い方をされて……」
気がつけば必死に訴えていた。
藁にもすがりたい状態なのだ。
「これは、弁護士云々は置いておいて個人的にだけど……最悪な会社だな」
「そう、ですね」
同意してもらえたのがうれしい反面、園田部長が部長になるまでは仕事が楽しくて、やりがいを見出していたので複雑だ。
彼は黙ったまま何度もうなずいている。
「八木沢さんがおっしゃっていたコンプライアンスに関する部署が人事だとわかって、後輩へのセクハラからの経緯を話したのですが、まともに取り合ってもらえませんでした。それどころか、私が大げさだというような言い方をされて……」
気がつけば必死に訴えていた。
藁にもすがりたい状態なのだ。
「これは、弁護士云々は置いておいて個人的にだけど……最悪な会社だな」
「そう、ですね」
同意してもらえたのがうれしい反面、園田部長が部長になるまでは仕事が楽しくて、やりがいを見出していたので複雑だ。