(仮)愛人契約はじめました
「それにしても、美味しいわね、このちりめんじゃこのパスタ。
唯由、レシピ教えてよ」
「お母さん、作るの?」
「作るわけないじゃない」
なんなんだろうな、この親子、と思いながら、蓮太郎は眺めていた。
月子はひとり静かに初めて自分の作った料理を食べている。
「まずいけど、美味しいですわっ」
と感激しながら。
唯由がわかるわかる、と頷いていた。
唯由も最初はそうだったのだろう、と思っていると早月が唯由に感心したように言う。
「しかし、人間、やればできるもんね。
リンゴの皮もむけなかったあんたが。
学校の家庭科で提出することになってたパジャマも三条に縫わせたあんたが、人に家事を教える立場になるなんて」
「三条はパジャマまで縫えますの?」
と驚く月子を振り向き、早月は言った。
唯由、レシピ教えてよ」
「お母さん、作るの?」
「作るわけないじゃない」
なんなんだろうな、この親子、と思いながら、蓮太郎は眺めていた。
月子はひとり静かに初めて自分の作った料理を食べている。
「まずいけど、美味しいですわっ」
と感激しながら。
唯由がわかるわかる、と頷いていた。
唯由も最初はそうだったのだろう、と思っていると早月が唯由に感心したように言う。
「しかし、人間、やればできるもんね。
リンゴの皮もむけなかったあんたが。
学校の家庭科で提出することになってたパジャマも三条に縫わせたあんたが、人に家事を教える立場になるなんて」
「三条はパジャマまで縫えますの?」
と驚く月子を振り向き、早月は言った。