御曹司にビジネス婚を提案されたけどもしかしてこれは溺愛婚ですか?
仕事人間の父親を尊敬し、愛している玲音のようにきっとこの子も仕事熱心な玲音を愛してくれるだろう。

相手からの愛を求めず与え続けるだけの愛。

それはいつしか繋がって大きな愛になっていく。

戻って来ない愛を嘆くより与える愛があることに喜びを感じよう。



玲音はそれから少ない時間でも空きがあれば帰ってきたり、ビデオ通話をしたりして私の体調に気遣いながらお腹の子の成長を喜んでくれた。

玲音が忙しすぎる時は弘美さんが代わって様子を見に来てくれた。
信子も月に1度は必ず会ってくれて最近は会うたびにおもちゃをプレゼントしてくれる。

産まれる前からこの子は沢山の愛に包まれている。

いや、この子だけじゃない私もだ。
< 128 / 129 >

この作品をシェア

pagetop