悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~
「へ? 後宮って、王妃様がみている?」
その時、護衛騎士達の手で、サロンの扉が両方から開けられた。
そのサロンの中が目に留まった瞬間、アメリアは目を真ん丸にしてしまった。中に広がっていたのは、想像をこえるゴージャスな世界だった。
とにかく調度品の全てが最上級品で、一面きらきらである。それでいて、サロン内にいる者達の衣装も、くらくらと眩しくなるくらいにすごく派手だ。
けれどアメリアは声が出なくて、護衛騎士達に促されてようやく中へ進んだ。そこには、それ以上の衝撃的な光景が広がっていたのだ。
「た、縦て巻きドリル髪……」
サロン内にいたドレス姿の令嬢達は、全員、その同じ髪型で統一されていた。
アメリアは、視界への威力がすごくて一瞬、本気で言葉を失った。
九割以上は令嬢達だったが、残りの一割以下の〝男性〟も問題だった。そこにあったのは、ドレスに身を包んだムキムキの男達の姿だ。
気のせいでなければ、その肉体や立ち姿は〝軍人〟である。
「……えっと、もしかしてそちらの方々は、このサロンを任された護衛騎士達、だったりするんですかね……?」
困惑いっぱいの顔で、気づけばアメリアはそう声にしていた。
すると、濃すぎるメイクをバッチリ施され、無理のある女装をされている男達の眼光が、二割り増しで鋭くなった。
「正解ですわ」
「『ですわ』……!?」
その時、護衛騎士達の手で、サロンの扉が両方から開けられた。
そのサロンの中が目に留まった瞬間、アメリアは目を真ん丸にしてしまった。中に広がっていたのは、想像をこえるゴージャスな世界だった。
とにかく調度品の全てが最上級品で、一面きらきらである。それでいて、サロン内にいる者達の衣装も、くらくらと眩しくなるくらいにすごく派手だ。
けれどアメリアは声が出なくて、護衛騎士達に促されてようやく中へ進んだ。そこには、それ以上の衝撃的な光景が広がっていたのだ。
「た、縦て巻きドリル髪……」
サロン内にいたドレス姿の令嬢達は、全員、その同じ髪型で統一されていた。
アメリアは、視界への威力がすごくて一瞬、本気で言葉を失った。
九割以上は令嬢達だったが、残りの一割以下の〝男性〟も問題だった。そこにあったのは、ドレスに身を包んだムキムキの男達の姿だ。
気のせいでなければ、その肉体や立ち姿は〝軍人〟である。
「……えっと、もしかしてそちらの方々は、このサロンを任された護衛騎士達、だったりするんですかね……?」
困惑いっぱいの顔で、気づけばアメリアはそう声にしていた。
すると、濃すぎるメイクをバッチリ施され、無理のある女装をされている男達の眼光が、二割り増しで鋭くなった。
「正解ですわ」
「『ですわ』……!?」