悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~
「何を他人事のように言っているのですか? 以前からご交流があるとすると、殿下も彼女のお体の事情はご存知でしょうから、易々と告白できないのかもしれません」
アメリアは、少し考えた。
「殿下がそうだとすると、ミッシェル様の場合は、お身体が弱いところで殿下にご負担をかけたくない、といったところでしょうか……?」
「これは私の個人的な憶測ですが、もし、そのことについて思い悩んでいた時期と、白薔薇派の令嬢達が動いていた時期が重なっていたとすると、お優しいミッシェル様がそうお考えになってしまうのも無理はないかと」
そう考えれば、ミッシェルが両親に頼んで、引き続き見合い受け付けの中止を知らせたことと、白薔薇の会の誘いを断った際のやりとりも頷ける。
アメリアが頭の中を整理していると、クラークが追って言った。
「それでいて、今の彼女が婚約できる可能性も低い」
「え? ど、どうしてですか?」
戸惑いがちに頼る目を向ければ、クラークがしっかりとアメリアを見つめ返してこう教えた。
「相手が、未来の国王だから、ですよ」
「あ……。そうか、第一王子殿下だけでは、結婚はどうにもならないんですね?」
「その通りです。そして、お二人の結婚て動きたいとするのなら、まずはミッシェル様自身のお気持ちを確認する必要もあります」
その時、唐突に後ろから声がした。
アメリアは、少し考えた。
「殿下がそうだとすると、ミッシェル様の場合は、お身体が弱いところで殿下にご負担をかけたくない、といったところでしょうか……?」
「これは私の個人的な憶測ですが、もし、そのことについて思い悩んでいた時期と、白薔薇派の令嬢達が動いていた時期が重なっていたとすると、お優しいミッシェル様がそうお考えになってしまうのも無理はないかと」
そう考えれば、ミッシェルが両親に頼んで、引き続き見合い受け付けの中止を知らせたことと、白薔薇の会の誘いを断った際のやりとりも頷ける。
アメリアが頭の中を整理していると、クラークが追って言った。
「それでいて、今の彼女が婚約できる可能性も低い」
「え? ど、どうしてですか?」
戸惑いがちに頼る目を向ければ、クラークがしっかりとアメリアを見つめ返してこう教えた。
「相手が、未来の国王だから、ですよ」
「あ……。そうか、第一王子殿下だけでは、結婚はどうにもならないんですね?」
「その通りです。そして、お二人の結婚て動きたいとするのなら、まずはミッシェル様自身のお気持ちを確認する必要もあります」
その時、唐突に後ろから声がした。