悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~
気づかないアメリアは、以前受けた大人のキスを思い出していっぱいいっぱいになっていた。
とはいえエリオットに、第一王子マティウスが踊りに誘う予定であるという場所まで案内してもらうため、アメリアは彼に連れられて移動した。
「クラーク様も、合流できたら良かったんですけどねぇ」
「王族の護衛にあたっているが、途中からは移動警備に変わる。そこで合流すればいい。あちらからでもダンスは見られるしな」
……まぁ、両陛下のそばだから、最高の閲覧席ではある。
会場に続々と参加者達がやってきていた。次々に入場の名前が呼び上げられる声を聞いていたアメリアは、そこでミッシェルも来場したのを知った。
会場内の賑わいが一層増す。誰もがミッシェルの登場を今か今かと待っていたようで、「やはり来てくださったぞ!」という中年男の声も耳に入ってきた。
信頼されているのだ。そうして誰もが、彼女の活躍を望んでいた。
アメリアは、パッとそちらに目を向けた。多くの人々に温かく迎えられるミッシェルの姿が遠く目に留まった瞬間、赤薔薇色の瞳を潤した。
ああ、こんな風景が見たかったのだ、と思った。
ずっと一人、サロンの奥側で過ごしていたミッシェル。思い返せばゲーム画面で見ていた彼女は、とても孤独だったと支え出してから気づいた。
「ミッシェル様、良かった……」
とはいえエリオットに、第一王子マティウスが踊りに誘う予定であるという場所まで案内してもらうため、アメリアは彼に連れられて移動した。
「クラーク様も、合流できたら良かったんですけどねぇ」
「王族の護衛にあたっているが、途中からは移動警備に変わる。そこで合流すればいい。あちらからでもダンスは見られるしな」
……まぁ、両陛下のそばだから、最高の閲覧席ではある。
会場に続々と参加者達がやってきていた。次々に入場の名前が呼び上げられる声を聞いていたアメリアは、そこでミッシェルも来場したのを知った。
会場内の賑わいが一層増す。誰もがミッシェルの登場を今か今かと待っていたようで、「やはり来てくださったぞ!」という中年男の声も耳に入ってきた。
信頼されているのだ。そうして誰もが、彼女の活躍を望んでいた。
アメリアは、パッとそちらに目を向けた。多くの人々に温かく迎えられるミッシェルの姿が遠く目に留まった瞬間、赤薔薇色の瞳を潤した。
ああ、こんな風景が見たかったのだ、と思った。
ずっと一人、サロンの奥側で過ごしていたミッシェル。思い返せばゲーム画面で見ていた彼女は、とても孤独だったと支え出してから気づいた。
「ミッシェル様、良かった……」