悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~
しかも気のせいでなければ、その声には覚えがあった。そうして彼は、相手を下に見たような独特の敬語口調をしているのだ。
もしやと思って振り返ってみると、そこには護衛騎士の軍服を着た、超絶美しい男が一人いた。
眼鏡も似合う端整な顔立ちと、品よくセットされた濃い灰色の髪。キリリとした愛想の欠片もないアッシュブルーの目が、アメリアを見下ろしている。
「…………もしかしなくても、近衛騎士隊長様ですか……?」
「いかにもそうですが、それが何か?」
だとしたら何か問題でもあるのか、とでもいうように、彼は秀麗な眉を少し上げて見せる。アメリアは、予想外の対面に呆然とした。
というか、なんでここにいんのレア級の攻略キャラ!
彼は二十歳にして近衛騎士隊長を務めている、難航不落の攻略キャラ、クラーク・バトスだ。
本当に攻略キャラなのかと疑われるくらいに、まず出会うことからしてハードルが高い。限られたルートを選んで、ようやく接触ができる。
だが、そこからがまた高難易度だった。
どう頑張っても、彼のエンドは見られないのだ。そこから難攻不落と言われるようになった無愛想、無表情、ツン全開の冷徹〝近衛騎士団長様〟である。
「あの、近衛騎士隊長様が、どうしてここに……?」
もしやと思って振り返ってみると、そこには護衛騎士の軍服を着た、超絶美しい男が一人いた。
眼鏡も似合う端整な顔立ちと、品よくセットされた濃い灰色の髪。キリリとした愛想の欠片もないアッシュブルーの目が、アメリアを見下ろしている。
「…………もしかしなくても、近衛騎士隊長様ですか……?」
「いかにもそうですが、それが何か?」
だとしたら何か問題でもあるのか、とでもいうように、彼は秀麗な眉を少し上げて見せる。アメリアは、予想外の対面に呆然とした。
というか、なんでここにいんのレア級の攻略キャラ!
彼は二十歳にして近衛騎士隊長を務めている、難航不落の攻略キャラ、クラーク・バトスだ。
本当に攻略キャラなのかと疑われるくらいに、まず出会うことからしてハードルが高い。限られたルートを選んで、ようやく接触ができる。
だが、そこからがまた高難易度だった。
どう頑張っても、彼のエンドは見られないのだ。そこから難攻不落と言われるようになった無愛想、無表情、ツン全開の冷徹〝近衛騎士団長様〟である。
「あの、近衛騎士隊長様が、どうしてここに……?」