悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~
彼がサロン側まで来ているだなんて、ゲームにはなかった情報だ。王族関係、もしくは公務周りで仕事にあたっていた、という覚えがある。
クラークが、剣を鞘へと戻した。
「確かに私は、近衛騎士隊長のクラーク・バトスです。そして、ここにいる私は彼女の秘密裏の、ただ一人の親衛隊長です」
……ん?
アリメアは、彼が何を言っているのか分からなかった。え、何この裏設定。どうなってんの?
そう考えていると、彼が手厳しい雰囲気でビシッと指を向けてきた。
「彼女は、同性からの人気が圧倒的で凄まじいのは分かっています。なので、お前のようなストーカーもありうる話です」
「ひぇっ。ご、ごめんなさ――」
「いいですか。そこは私のストーキングスポットです」
「え。あの、今、ストーキングって言っ――」
「護衛騎士としての仕事も忙しい中、こうして時間をさいて彼女のお姿を見ているのです。ですから、今すぐそこからお退きなさい」
アメリアは、困惑しつつも彼の言動がおかしいことに気づいた。困惑しつつも思い返してみると、やはり台詞がかなり気になってきた。
「えっと……、あの、そういえば秘密裏の親衛隊というのは……?」
「私が個人的にお守りしているだけですが?」
当然のような顔で答えられて、アメリアは目を剥いた。
お前、単に自分が盗み見できない状況を作らないために、私を退かそうとしただけじゃねぇか!
クラークが、剣を鞘へと戻した。
「確かに私は、近衛騎士隊長のクラーク・バトスです。そして、ここにいる私は彼女の秘密裏の、ただ一人の親衛隊長です」
……ん?
アリメアは、彼が何を言っているのか分からなかった。え、何この裏設定。どうなってんの?
そう考えていると、彼が手厳しい雰囲気でビシッと指を向けてきた。
「彼女は、同性からの人気が圧倒的で凄まじいのは分かっています。なので、お前のようなストーカーもありうる話です」
「ひぇっ。ご、ごめんなさ――」
「いいですか。そこは私のストーキングスポットです」
「え。あの、今、ストーキングって言っ――」
「護衛騎士としての仕事も忙しい中、こうして時間をさいて彼女のお姿を見ているのです。ですから、今すぐそこからお退きなさい」
アメリアは、困惑しつつも彼の言動がおかしいことに気づいた。困惑しつつも思い返してみると、やはり台詞がかなり気になってきた。
「えっと……、あの、そういえば秘密裏の親衛隊というのは……?」
「私が個人的にお守りしているだけですが?」
当然のような顔で答えられて、アメリアは目を剥いた。
お前、単に自分が盗み見できない状況を作らないために、私を退かそうとしただけじゃねぇか!