悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~
ゲーム内で難攻不落キャラだと思ったら、ただのストーカーだった。つまり彼もアメリアと同じく、ミッシェルが〝推し〟だったのだ。
彼は、近衛騎士隊長という立場だ。それを利用して親衛隊長を名乗って、それでいてこんな超絶イケメンとか許せん。お近づきの苦労もない顔面偏差値ヤローに、ハートまで負けてたまるか!!
「私はっ、誰よりも〝高貴なる令嬢〟様の幸せを願っているのです!」
アメリアは、堂々と胸を張ると、そこに手を当てて毅然とした態度で言い放った。彼女に捧げた二十代から三十代までのオタク人生、そんじょそこらのストーカーと一緒にしないで頂きたい。
すると、クラークが、ピクっと秀麗な眉の片方を反応させた。
「『高貴なる令嬢』……」
「そうです! 私にとって、彼女は一目で私のハートを射抜いた高貴なるお方! 生きる糧をもらい、彼女のために捧げた全ての時間が私の宝物!」
公式だけでなく、買い漁ったファンアートと同人グッズ。彼女の姿を見たいがために、興味もない全攻略キャラのルートを何十回とコンプリートした。
そう思い出したら、一度口から溢れた思いは、オタク仲間と語り合った時のように止まらなくなった。
アメリアは、説得という名の自己主張でミッシェルを熱く語った。彼女がどんなに女神的な存在であるか、初めてお声を聞いた時の感動も力強く述べた。
彼は、近衛騎士隊長という立場だ。それを利用して親衛隊長を名乗って、それでいてこんな超絶イケメンとか許せん。お近づきの苦労もない顔面偏差値ヤローに、ハートまで負けてたまるか!!
「私はっ、誰よりも〝高貴なる令嬢〟様の幸せを願っているのです!」
アメリアは、堂々と胸を張ると、そこに手を当てて毅然とした態度で言い放った。彼女に捧げた二十代から三十代までのオタク人生、そんじょそこらのストーカーと一緒にしないで頂きたい。
すると、クラークが、ピクっと秀麗な眉の片方を反応させた。
「『高貴なる令嬢』……」
「そうです! 私にとって、彼女は一目で私のハートを射抜いた高貴なるお方! 生きる糧をもらい、彼女のために捧げた全ての時間が私の宝物!」
公式だけでなく、買い漁ったファンアートと同人グッズ。彼女の姿を見たいがために、興味もない全攻略キャラのルートを何十回とコンプリートした。
そう思い出したら、一度口から溢れた思いは、オタク仲間と語り合った時のように止まらなくなった。
アメリアは、説得という名の自己主張でミッシェルを熱く語った。彼女がどんなに女神的な存在であるか、初めてお声を聞いた時の感動も力強く述べた。