惹かれたのは強く、眩しい子で。




明らかに動揺しているノーティ
後ろのサバチエとオーラグは後退りしている。

「騎士さんこっち。」


ノイが騎士を呼び、3人を前後に取り囲む。



「これはどういうことだ。」

「っお兄様!それよりミアが!!ミアが奥にいるの!」


「…あの女、王子にとって大事なものなんです?」


動揺した顔が一変、口角が上がりニヤリと笑う。


「それは残念ですね。あの女は遠い国の欲まみれの男のものとなりますよ。…ああ、その前にもう1人。欲にまみれた男が先にヤってないといいですが。」



カチリ…と右手が腰にかかるものに触れる。

「あ、ですが、うちの息子に惚れているかもしれませんねぇ。あの侍女と王女を探れと命じていたので。よく一緒にいたと報告も受けていますよ。」




ザンッ!!


パラパラとノーティの髪が散っていく。



「あいつは俺に惚れてんだ。」






< 100 / 129 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop