惹かれたのは強く、眩しい子で。
「それはどうも。」
「ギャァ!!!」
汚い断末魔を聞きながら、床に横たわるミアの元へ。
「お兄様、…ミアが。ミア…!」
「……大丈夫だ、リラ。脈はある。」
顔が腫れ上がり、使用人服は前が引き裂かれている。
上着をミアにかけ、手足の縄を解く。
その間、リラはずっと泣いていた。
「お兄様っ、ミア、大丈夫よね?」
「心配するな。」
「私、ミアをお姉様と呼びたいのっ。」
ミアを抱き起こし、胸に抱きながら、リラの頭を撫でる。
「すぐに呼ばせてやるよ。」
あれから1週間
ミアはずっと眠ったままだった。
「エルシー様、少しだけでもお休みになってください。ノイが見ているそうですから。」
「エル、流石に休んでくれ。お願いだ。」
「眠くないんだ。全く。」
俺の自室に寝かせているミア
顔の腫れは少しひいたが、痛々しい青あざになっている。