惹かれたのは強く、眩しい子で。
その声に目がぱちっと開き、うつろうつろしていた意識もはっきりしだす。
「ミア!……っミア!」
今度は綺麗な男性が視界に。
すると急に胸が熱くなる。
彼は私の頭を優しく撫でた。
「俺が分かるか?ミア」
苦しそうに歪められた顔も綺麗だ。
彼の周りがキラキラと輝いて見える。
その時、頭に何か映像が浮かぶ。
周りにはたくさんの小さな子たち
私は、あの空間のように浮かんでいて、周りの子たちが私に向かって泣き顔を浮かべている。
薄れゆく意識の中、子どもたちの先にあるドアが開かれ、そこにいたのは同じくらい小さな男の子だった。
その子を見た時、彼の姿を求めていたような自分がいた。
いつもより表情が固かったが、彼がキラキラと眩しく見えた。
……今日も、来てくれた。
そのことが嬉しくて、自分が床に落とされたことには気づかず、そのまま意識をなくした。
「……エルシー、様」