惹かれたのは強く、眩しい子で。
そう言うと彼女は、ゆっくり目を閉じていった。
「ミア!?お兄様っ!」
「大丈夫だ。…たぶん眠ってるだけだ。」
今までとは違う、長い眠りではなく、睡眠に見える。
王室の専属医師に診てもらえば、おそらく大丈夫だと。お疲れでしょうから数時間後には目覚めるでしょう。とのことだ。
「良かったっ……!本当に、!」
リラが泣き崩れるのを支えながら、ミアの頭や頬を撫でる。
本当に長かった。
ミアはあの日から、約1年眠り続けた。
ただ彼女の精神の回復を祈るばかりで、進展のない1年だった。
「よく、頑張ったな…。」
今はただ彼女を癒したい。
この1年で俺のベッドと化したソファに身を預けながら、穏やかに眠る彼女の寝顔を眺める。