惹かれたのは強く、眩しい子で。




ノーティの闇を明らかにすると自ら志願して今この場にいる。

またノイも同じように孤児院に起きていた真実を知るためについてきた。ここには3人しかいない。




「エル……、この子ら城で弔っていいか?」

「ああ。丁寧に弔おう。」


ここには小さな体から取り出されたものが保管されていた。
必要なものは運ばれ、それ以外のものも取り出され、ここに保管していたのか…。


中には肉体の一部や毛髪まである。


それらを見ながら静かに怒りを露わにしているテオ
両手は固く握られ、怒りで震えている。



テオは部屋の入り口で足を止めている。
呆然としていた表情は次第に怒りへと変わっていた。

だが、それは単純に父親への怒りに加え、この屋敷に住んでいながらこの隠された事実を知らずにいた自分自身への怒りにも見える。




「……ミアにも言わないと。…あいつ、隠してた方が絶対怒るからな。」



そうだな。……また彼女を傷つけてしまうことになるが。



< 116 / 129 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop