惹かれたのは強く、眩しい子で。
ガチャッとドアを開けたのは少しだけ。
わずかな隙間で2人が話している。
終わったのか、ドアが大きくひらき、女の子たちがたくさん出てきた。
「あっちでお菓子食べましょう?」
側にある広いスペースに子どもたちを集めて、ハミルが1人1人お菓子を配っていく。
その中にあの子の姿が見えなかった。
不思議に思って、さっきの部屋を覗いてみれば、中であの男にぐったりと寄りかかっていた。
「おい!大丈「し!!!」
大きい声で制され、思わず止まるエルシー
「ごめんな。みんなに心配かけたくないから。」
そう言って男はあの子をゆっくり壁にもたれさせた。
「どこか悪いのか。」
「たぶん我慢のしすぎ。お前も食えっていつも言ってんのに聞かないから。」