惹かれたのは強く、眩しい子で。




面倒だが、踊らないわけにもいかない。



「こけるなよ、エルシー!……って、おい!」


耳元でいちいちうるさいノイの手を取り、道を開ける女や貴族達の変な視線を受ける。



「何してるエルシー!俺は男だ!」

「黙って付き合えノイ」


小さい頃からハミルに叩き込まれたダンス

一方でノイがダンスを会得してるはずもなく、あたふたしてるノイを回したり、ステップを促したりしてリードする。




「お、おぉ……。踊れてる。」


何故か感動してるノイ
楽しくなったのか、嬉しそうな顔になった。




……よく分からん奴だ。

目をキラキラさせてるノイを鼻で笑いつつも、楽しそうにするから、3曲も踊らせてやった。





お陰で俺とノイは親密な関係だと貴族たちは勘違いをしてくれたようだが。




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