惹かれたのは強く、眩しい子で。
思い出す度に、きゅんと体の奥が疼くことに恥ずかしくなる。
冷静に、冷静に…。
はしゃいでるリラ様をよそにひたすら自分を落ち着けていると、エルシー様がやって来た。
私たちがいることに眉を上げたが、すぐに理解した様子だ。
「リラ、また行くのか?」
「はい、お兄様!」
「ユーゴはいないですよって言ってるんだけどなー。」
「私は、みんなと遊びたいの!」
からかうノイをペシッと叩くリラ様
「はいはい、すみません。さあ、リラ様乗りますよ。」
ノイがリラ様の体を持ち上げて馬に乗せる。
高い!とはしゃぐリラ様を眺めていると、私の体も後ろから持ち上げられる。
その後すぐに後ろに温もりを感じ、胸がドキドキしてくる。
「先に行けノイ」
きゃははと楽しそうな声を遠くに聞きながら、エルシー様の馬はノイの馬からだいぶ離れている。