惹かれたのは強く、眩しい子で。





思い出す度に、きゅんと体の奥が疼くことに恥ずかしくなる。





冷静に、冷静に…。




はしゃいでるリラ様をよそにひたすら自分を落ち着けていると、エルシー様がやって来た。


私たちがいることに眉を上げたが、すぐに理解した様子だ。




「リラ、また行くのか?」


「はい、お兄様!」


「ユーゴはいないですよって言ってるんだけどなー。」


「私は、みんなと遊びたいの!」




からかうノイをペシッと叩くリラ様


「はいはい、すみません。さあ、リラ様乗りますよ。」


ノイがリラ様の体を持ち上げて馬に乗せる。

高い!とはしゃぐリラ様を眺めていると、私の体も後ろから持ち上げられる。



その後すぐに後ろに温もりを感じ、胸がドキドキしてくる。




「先に行けノイ」




きゃははと楽しそうな声を遠くに聞きながら、エルシー様の馬はノイの馬からだいぶ離れている。



< 33 / 129 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop