惹かれたのは強く、眩しい子で。




2日後
王に挨拶をした俺とリラは馬車に乗って城を出た。




「お兄様、公務は長い?」


「街の様子を見て回るだけだ。異常がなかったら夕方には終わるだろう。」


「じゃあ!終わったら街を散策していい!?」


「ちゃんと公務をやれたらな。」


「聞いた!?ミア!!良いって!」


嬉しそうにするリラとは反対に、緊張しているのか黙って縮こまっているミア

きっと俺たちと一緒に馬車に乗ってることが緊張させているのだろう。



馬車の中は俺たち3人だけ。

ハミルやノイたちは馬車の周りを馬で囲みながら進んでいる。




「リラ様、私、緊張で吐きそうです…。」


「えっ、それはやめてミア。何でそんなに緊張してるの?あ〜、まさかお兄様に緊張してる?」


ニヤニヤしながらミアを見ているリラ



俯くミアの顔を覗き込んでいたリラが急に顔を上げて、俺に掴みかかる勢いで近づいた。



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