惹かれたのは強く、眩しい子で。




「お兄様?ミアに何かしたの??」


眉を寄せて怒る姿は王妃そっくりだ。



「お兄様、説明を。」

「何もしてないとは言えないな。」

「な!お兄様!!ミアは私の姉同然です!ミアを悲しませるなら、お兄様にはミアを…」

「お子様が口を挟むことじゃないってことだ。…なあ、ミア?」



しばらくしたのち、グッと上げた顔は赤かった。

「…リラ様、ありがたいお言葉をありがとうございます。」

「〜〜っもう!ミアが大丈夫なら良いけど!」



顔が赤いままリラに何度も感謝を伝えるミアが可愛い。


「お兄様!ミアを泣かせたらお兄様でも許さないからね!!」


「分かったよ。肝に銘じておく。」


王や王妃といい、リラまでもミアのことに関しては既に家族だと思っている節がある。




まあ、俺としてはありがたいことだが。




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