惹かれたのは強く、眩しい子で。




おう。と言いながら手を振ってくれた店主にお辞儀をしながら、こちらを見ているハミルさんの元に向かう。







「どうぞ、お召し上がりください!今朝獲れた魚なんです!」



視察は無事に終わったが、リラ様が熱心に視察されたために、予定より時間が延びて、視察が終わった時には既に夕方だった。


リラ様の興味津々な姿にエルシー様はもちろん、1番嬉しそうだったのがヘクターさん

それにリラ様に質問されて答えていたお店の人たちも嬉しそうな表情だった。



「お兄様見て!さっき見たお皿と似てる!」

「綺麗だよな、この食器」


エルシー様の言葉にうんうん!と頷くリラ様

ヘクターさんが勤める施設には来賓用の個室もあるようで、今日はそこに泊まるとのこと。


夜ご飯を案内され広い部屋には、たくさんの料理が目の前の大きなテーブルを埋め尽くしている。


本来なら私やノイはエルシー様たちの後に食べるのだが、エルシー様とリラ様が2人だけで食べてるのを見られるのは嫌だと一緒に食べることを勧めてくれた。



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