惹かれたのは強く、眩しい子で。
「ノーティ家の君を信用しても良いのか?君はこの計画を知っていたのだろう。…何故、私たちに伝えたのだ。」
王に問われ、子息は眉を顰めると表情を更に固くした。
「俺は、父のやってることに興味はない。…ただ楽しく生きられればそれで良かった。だけどそれじゃダメだった。…お前の武器は顔だと。俺が使われるのは女が絡むもの……。」
「今回もその中の1つだった。……なのに、ちょっと調子狂って、気づけば俺が囚われてた。」
自嘲気味に笑い、遠くを眺める。
誰かを想っていることは一目瞭然だった。
騎士たちの手をどけるよう促し、ゆっくりと俺たちの前に跪いた。
「厳しい処分を求めます。」
「君自身も対象となるが?」
「もちろん。異議なく受け入れます。」