ホテル王に狙われてます!ハニートラップから守るはずが、罠にかかったのは私でした?!
は?
美夕は、驚いて高遠副社長の方を見た。
「なるほど、お相手は秘書だったのね。情報が入ってこないはずだわ。分かりました。ひとまず今日のところは帰ります。」
と言って席を立つと、美夕を一睨みしてからそのままスタスタとカフェを後にした。
森高様がいなくなったのを確認してから、美夕が、口を開いた。
「どういうことですか?!勝手に私を使って嘘をつくなんて!」
「本当に申し訳ない。ああでも言わないと収拾が付かないと思って…。」
と言って、高遠副社長は、美夕にも頭を下げた。
「や、やめてください!副社長!」
と、言って、美夕は、周りに見られていないかキョロキョロと確認した。
「とりあえずお時間ですので、駐車場へお願いします。」
「ああ。春名さんは、引き続き部屋で電話対応を。」
「承知しました。」