ホテル王に狙われてます!ハニートラップから守るはずが、罠にかかったのは私でした?!
美夕と別れると、高遠副社長は、ホテルの地下駐車場に止められている車に乗り込んだ。

「お疲れ様です。時間通りですね。」

と、田辺が労った。

「ああ。森高さんには、春名さんと付き合ってると言って分かってもらったよ。」

「え?!そんな嘘、すぐにバレますよ!」

「だったら、本当にすればいいだけのことだ。」

「何を言ってるんですか!短期間でそんなこと不可能ですよ。」

「そんなことやってみなければ分からない。」

「・・・。」

「まずは、来週のシンガポールのホテル視察の件、彼女も同行出来るよう手配してくれ。」

「・・・分かりました。但し座席と部屋は別々にしますよ!」

「当然だ。」

と答えてフッと笑った。



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