ホテル王に狙われてます!ハニートラップから守るはずが、罠にかかったのは私でした?!
国際空港
美夕は腕時計を確認した。時刻は8:32。
実際に乗るのは、10:40のフライトだ。
待ち合わせ場所は、8:30に航空会社のカウンター前だった。
『待ち合わせ時間なのに、副社長どうしたのかしら?』
いつもは、時間にはきっちりしており、あの副社長が待ち合わせ時間に遅れるなんて考えられない。
すると、美夕の前を女性たちが、きゃあきゃあと騒ぎながら通り過ぎて行く。
「ねえ!さっきの人見た?めっちゃかっこよかったよね!」
「モデルかなぁ?」
「ねえ、声かけてみる?」
「足長いよね。」
「顔好みなんですけど。」
目の前を通り過ぎる女性たちから口々に発せられる言葉に思い当たる点が多く、もしやと思い、美夕は女性たちが歩いて来た方向へ向かった。
すると、美夕の予想は的中した。
ベンチで長い足を組み、iPadをいじっている男性が座っていた。
美夕はすぐに駆け寄り、
「高遠副社長!ここにいらしたんですか!」
と、声を掛けた。
「ああ、待ち合わせ場所はここだろ?」
振り返ると、そこは、国際線のファーストクラス専用のカウンター前だった。
『ああ、そうだ・・・。私が間違っていた。待ち合わせはカウンター前。副社長はファーストクラスで私はエコノミー。カウンター前と言えば、副社長のファーストクラスのところに決まっている。』
美夕は、すぐに
「遅れて申し訳ございません。」
と、謝罪した。高遠副社長は優しく微笑むと、
「遅れてないよ。それより、パスポートとチケット出して。」
と、美夕に言った。
「え?は、はい。」
美夕は慌てて、言われるままバッグから、チケットとパスポートを取り出し、副社長に渡した。
高遠副社長は片手で受け取ると、そのまま、スーツケースを転がし、歩き出した。
美夕も慌てて付いて行く。
美夕は腕時計を確認した。時刻は8:32。
実際に乗るのは、10:40のフライトだ。
待ち合わせ場所は、8:30に航空会社のカウンター前だった。
『待ち合わせ時間なのに、副社長どうしたのかしら?』
いつもは、時間にはきっちりしており、あの副社長が待ち合わせ時間に遅れるなんて考えられない。
すると、美夕の前を女性たちが、きゃあきゃあと騒ぎながら通り過ぎて行く。
「ねえ!さっきの人見た?めっちゃかっこよかったよね!」
「モデルかなぁ?」
「ねえ、声かけてみる?」
「足長いよね。」
「顔好みなんですけど。」
目の前を通り過ぎる女性たちから口々に発せられる言葉に思い当たる点が多く、もしやと思い、美夕は女性たちが歩いて来た方向へ向かった。
すると、美夕の予想は的中した。
ベンチで長い足を組み、iPadをいじっている男性が座っていた。
美夕はすぐに駆け寄り、
「高遠副社長!ここにいらしたんですか!」
と、声を掛けた。
「ああ、待ち合わせ場所はここだろ?」
振り返ると、そこは、国際線のファーストクラス専用のカウンター前だった。
『ああ、そうだ・・・。私が間違っていた。待ち合わせはカウンター前。副社長はファーストクラスで私はエコノミー。カウンター前と言えば、副社長のファーストクラスのところに決まっている。』
美夕は、すぐに
「遅れて申し訳ございません。」
と、謝罪した。高遠副社長は優しく微笑むと、
「遅れてないよ。それより、パスポートとチケット出して。」
と、美夕に言った。
「え?は、はい。」
美夕は慌てて、言われるままバッグから、チケットとパスポートを取り出し、副社長に渡した。
高遠副社長は片手で受け取ると、そのまま、スーツケースを転がし、歩き出した。
美夕も慌てて付いて行く。