ホテル王に狙われてます!ハニートラップから守るはずが、罠にかかったのは私でした?!
それから2か月後

高遠副社長はとんでもなく忙しく、仕事で顔を合わせるくらいで、デートも何も出来なかった。
ただ、毎晩必ず電話をくれ、短い時間だが、お互い気持ちを確認することは出来た。

そんなある日、仕事中に突然、美夕を強烈な吐き気が襲った。

「うっ…。」

美夕は、口を手で覆うとそのまま洗面所に駆け込んだ。

吐き気はするが、おう吐するわけではなかった。

急いで駆け込んだので、洗面所の扉は開いており、一連の行動をしっかりと、田辺に見られていた。

田辺は、

「今から病院に行きましょう。すぐに手配します。」

と、言った。美夕は、

「そんな…、大丈夫です。すいません。すぐに仕事に戻ります。」

と、言った。しかし、田辺は、ポケットから携帯を取り出すと、

「そんな青白い顔をして説得力がありませんよ。今すぐ病院に行かないのなら救急車を呼びますが。」

と言った。

「わ、分かりましたっ!行きます!今から行きますのでっ。」

と言った。

「では、今から病院に行って今日はそのまま帰宅してください。」

「分かりました。着替えてきます。」

と、美夕は渋々従った。
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