天才幼女錬金術師に転生したら、冷酷侯爵様が溺愛パパにチェンジしました!
 ミリエラの言葉に、オーランドの顔には満面の笑みが浮かぶ。

「お食事を終えたら、マナをお持ちか確認しましょうね。錬金術師の方がいらっしゃいますから」

「うん」

 マナを持っているか測定するには、錬金術師に診てもらう必要がある。ミリエラは、おとなしく食事に戻ったのだった。

 

「では、こちらの板に手を置いてください」

 錬金術師の手によって、ミリエラの前に差し出されたのは、見たこともない装置だった。

 奇妙な装置の上に置かれた板の上に手を置く。

 錬金術師が装置のスイッチを入れると、板の上に置いた右手がもぞもぞとし始めた。

「わわわ、わ! やだ、これ気持ち悪い!」

 ミリエラは手を外そうとしたけれど、板に張りついたように動かなかった。

 その気持ち悪い感覚が続いたのは、数分というところだろうか。錬金術師がスイッチを切ると、その感覚もまた消え失せた。

「お嬢様は、マナをお持ちです。それも、かなり強力なマナですよ」

 おめでとうございます、と錬金術師は深々と頭を下げた。ミリエラは自分の手をじっと見つめた。

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