天才幼女錬金術師に転生したら、冷酷侯爵様が溺愛パパにチェンジしました!
「今、お嬢様の身体にマナが流れているのを確認いたしました。お嬢様、マナを流す時には、手のひらや指先に先ほどの感覚を呼び起こしてください。マナを流すことができます」

 ということは、これからは自分でランプをつけることができるのか。

 この世界、動力源は魔石に頼っている。魔石の持つマナを使うことによって、明かりをつけたり、水をくみ上げたりするのだ。

 そして、魔石のマナが空になったら、車にガソリンを入れるように、魔石にマナを注入する。

 そして、様々な器具のスイッチを入れるだけでも、マナが必要なのだ。

 オーランドのようにマナを持たないとされている人は、マナリングと呼ばれる魔道具を持ち歩いている。

 これは、他の魔器具を起動するという役目を持った魔道具である。魔石を使って作られていて、マナリングのマナがなくなったら、他の人に注入してもらわなくてはならない。

 そして、こういう人のために、マナを注入してやるマナ屋という商売も存在するほど、生活すべてが魔道具に頼りきりと言ってもいい。

「ミリィ、ランプつけたい!」

 ミリエラは、部屋の隅に駆け寄った。

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