天才幼女錬金術師に転生したら、冷酷侯爵様が溺愛パパにチェンジしました!
「それから、保冷布を作る時、いろいろな材料の布を作ったでしょ。あの中で、一番マナの定着率がよかったのは、マジックスパイダーの糸だったと思う」
「……ふむ」
ミリエラの言葉に、ジェラルドは顎に手を当てて考え込んだ。もう片方の手で、空中に何やら式のようなものを書いている。こうやって、頭の中の知識を引き出しているのだろう。
「マジックスパイダーの布は、たしか、手触りがよくなかったんだっけ?」
「そう。それで保冷布には使わなかったんだけど……」
「――なるほど。色を変えるのは光属性だから魔石には光属性だな――アカトカゲの魔石にするか、マジックスパイダーの魔石にするか」
「でも、マジックスパイダーとアカトカゲの素材は、相性が悪いんだって」
というのも、マジックスパイダーはアカトカゲの天敵なのである。天敵同士、反発しあうものらしい。
「そうだね。媒介として、他の魔物の魔石を使うか――そうだな。スライムの魔石で試してみよう」
空中に何やら描き続けていた父の手が止まった。ミリエラは首を傾げた。
「スライムの魔石?」
「……ふむ」
ミリエラの言葉に、ジェラルドは顎に手を当てて考え込んだ。もう片方の手で、空中に何やら式のようなものを書いている。こうやって、頭の中の知識を引き出しているのだろう。
「マジックスパイダーの布は、たしか、手触りがよくなかったんだっけ?」
「そう。それで保冷布には使わなかったんだけど……」
「――なるほど。色を変えるのは光属性だから魔石には光属性だな――アカトカゲの魔石にするか、マジックスパイダーの魔石にするか」
「でも、マジックスパイダーとアカトカゲの素材は、相性が悪いんだって」
というのも、マジックスパイダーはアカトカゲの天敵なのである。天敵同士、反発しあうものらしい。
「そうだね。媒介として、他の魔物の魔石を使うか――そうだな。スライムの魔石で試してみよう」
空中に何やら描き続けていた父の手が止まった。ミリエラは首を傾げた。
「スライムの魔石?」