天才幼女錬金術師に転生したら、冷酷侯爵様が溺愛パパにチェンジしました!
「私は、そんなこと望んでいない! 後継者は――陛下が決めるべきものでしょう!」
「でもね、王妃様。大人はそういう風には思わない。ディートハリュ……ハルト殿下だけじゃない。パパや私に近づこうとする人も多いもの」
ミリエラは王妃を見つめた。ディートハルトが争いは望まないというのなら――ミリエラは彼に手を差し出そう。
この身体はまだ子供だけれど、自分の大切な人達に手を差し伸べることくらいできる。
「ねえ、陛下、もし、私がディートハルト殿下を支持するって言ったらどうなるの? 弟殿下を支持するって言ったら?」
「……ミリエラ嬢。そなたの支持する方が有利になるだろうな――少なくとも、現時点では」
「それって、変だよ。だって、どっちがいい王様になるのか、誰にもわからないじゃない。ミリィにもわかるはずないでしょ。じゃあ、今の王様は王様をやめて、ディートハルト殿下に王位を譲るべきだってミリィが言ったらそうするの?」
恐れる様子なく、王を問い詰めるミリエラに焦った様子を見せたのは、父とディートハルトの方だった。
「ミリィ!」
「ミリエラ、控えなさい!」
「でもね、王妃様。大人はそういう風には思わない。ディートハリュ……ハルト殿下だけじゃない。パパや私に近づこうとする人も多いもの」
ミリエラは王妃を見つめた。ディートハルトが争いは望まないというのなら――ミリエラは彼に手を差し出そう。
この身体はまだ子供だけれど、自分の大切な人達に手を差し伸べることくらいできる。
「ねえ、陛下、もし、私がディートハルト殿下を支持するって言ったらどうなるの? 弟殿下を支持するって言ったら?」
「……ミリエラ嬢。そなたの支持する方が有利になるだろうな――少なくとも、現時点では」
「それって、変だよ。だって、どっちがいい王様になるのか、誰にもわからないじゃない。ミリィにもわかるはずないでしょ。じゃあ、今の王様は王様をやめて、ディートハルト殿下に王位を譲るべきだってミリィが言ったらそうするの?」
恐れる様子なく、王を問い詰めるミリエラに焦った様子を見せたのは、父とディートハルトの方だった。
「ミリィ!」
「ミリエラ、控えなさい!」