人生うまくいかないのでキャバ嬢になった話。
時を遡ること三年前~


私は中学の頃に仲良くなった美羽と一緒に同じ高校へ入学した。


今思えばそれが悪夢の始まりだったのかもしれない。


美羽は少し変わった性格をしていたので周囲の嫌われ者だった。

私も苦手と思う部分はあったが普通に会話してれば同じ16歳の少女だった。

美羽は私のやる事の真似をする。
最初はお揃いの携帯ケース。
次にストラップ、洋服、部活、習い事だってそう。


最後は高校も。


いやいや流石に高校まで一緒はやだよ…。
だって新しくお友達を作って楽しい高校生活にしたいもん。


でもそれは叶わなかった。
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