私の愛は···幻

🎹誓う


後に······温斗から······

バイオリニストのアマンダは
オーケストラから
しばらく姿が消えたらしい。

撮影したパパラッチは
姿を見なくなった、らしい。

掲載した雑誌の会社は、
潰されるところまで
追い込まれたと。

雑誌の売上と
売名行為をしたアマンダ
それに加担したパパラッチは、
アルフレッド・ブレンデルの妻が
あのウォルトン財閥の血縁者とは
知らなかったらしい。


温斗は、呆れながら
『人を利用しようとか、
陥れようとかする
考えがおかしいんだよ。』と、言い。

ミロ大叔父様は、
アルの潔白は、わかっていたが
女性と二人になると言う
軽率差が
出産前の天音にどれだけの負担と
なるかを考え反省させるために
ドイツに足止めをさせた。

そして、天音に関わる事は
後にいるウォルトン家が動く
と言う事を知らしめる為に

アルは、出産に立ち会えなかった事を
これから先も、ずっと後悔して行く。

ライラが産まれる時
大変だった天音なのに······
二度とない。
と、誓うアルフレッドだった。
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