私の愛は···幻

🎹一本の電話


初めて来たショッピングモールは
綺麗で色んなものがあって
見てるだけでも楽しくなる。

健人さんと手を繋いで
色んなお店に入り
必要なものを購入する。

健人さんのネクタイや
ネクタイピンも
私が選んだ。
私の靴やバックも
健人さんが選んで買ってくれた。

遅いランチをとって
海に行き、砂浜を歩く
何年ぶりだろう海なんて
「天音のそんな顔が見れるなら
時間をもっと作らないと。」
と、言う健人さんに
「健人さんと一緒だから。
でも、私の為に無理はしないでね。」
と、言うと
「俺の一番は、天音だからね。」
と、言われて
「クスクスっ、ありがとう。」
と、健人さんの手をギュッと
握ると健人さんもにっこり
笑いながら握り返してくれた。

今日は、贅沢をさせてもらって
夕飯も外で食べる事にした。

美味しい食事をしてから
帰宅をした。
二人でお風呂に入り
お風呂場で健人さんに抱かれて
ベッドへと運ばれた。

その時に健人さんの携帯がなって
「ごめん。父からだ。」
と、言って電話にでる。

私は気だるさから
うつらうつらしていて
「天音、トラブルみたいだから
会社に行ってくるよ。
風邪ひかないように
寝てるんだよ。」
「はい。大丈夫?」
「直接、うちに関する事ではないから。」
「わかりました。
気をつけて、行ってらっしゃい。」
健人さんは、スーツに着替えて
私にキスをしてから
出掛けて行った。
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