闇に咲く華ー偽りの華ー


一昨日の爆弾発言よりも広大になってません!?

というか、威圧感が凄いこの人、大樹さんのお父さん!?

いやいやいや…。
清宮ってだけで大樹さんのご実家だってことは何となくわかるけどね?

まさかのご両親揃いましたよ。

でも問題は、ご両親含めた周りの大人達が驚くどころか当たり前のようにしている。

え?

「また何を言うかと思えば、そんな事か。」

「翔ちゃん!そんな事言わないの!」

「姫、この親にしてこの子ありです。」

「アカーン!独占欲の塊や!」

「俺は息子から聞いてるからな。これが通常運転だ。」

「お前の息子もとんでもねぇな。」

何とも、私を受け入れている体勢に言葉がでない。

組の人たちってこんな感じなの?
全員、welcomeって感じなのだ。

「あ…あの…。」

この現実についていけてない私は、言葉に詰まってしまう。


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