闇に咲く華ー偽りの華ー


「ま、それはおいおい気付いていくとして。一番は私が会ったから姫野で預かろうと思ってんだけど…。」

「あぁ…俺の倅がなぁ。」

「優和がどうした?」

大樹さんの父親が声をかけると、大和さんはため息をつきながら話し始めた。

「…優和も女を拾ってきた。」

「"も"ってなんだ。大樹は拾ってきたんじゃないだろう。」

「ははっ。まぁ、状況はちゃうけど…姫野と清宮に来る女は何かしらの謎があんな。」

礼さん、何だか雰囲気が違うような…。

「まぁ…バックに姫野と清宮がいれば怖いもん無しだろ。」

あれ?
晶さんまでもが…。

「悪いな。たまにこうなる時があるんだよ。めんどくさい奴らだ。」

慶一郎さんが、呆れたように私に言ってきた。

ははは…。

鬼龍のメンバーもキャラが濃いが、ここの人たちも相当な気がしてきた。

威厳が凄い大樹さんのお父さん。
優しいのに、裏は怖そうな晶さん。
オチャらけてるのに急に妖艶になる礼さん。
いたって普通だが、この状況を楽しんでいるであろう慶一郎さん。(光輝さんのお父さん。)


< 37 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop