闇に咲く華ー偽りの華ー
「ま、それはおいおい気付いていくとして。一番は私が会ったから姫野で預かろうと思ってんだけど…。」
「あぁ…俺の倅がなぁ。」
「優和がどうした?」
大樹さんの父親が声をかけると、大和さんはため息をつきながら話し始めた。
「…優和も女を拾ってきた。」
「"も"ってなんだ。大樹は拾ってきたんじゃないだろう。」
「ははっ。まぁ、状況はちゃうけど…姫野と清宮に来る女は何かしらの謎があんな。」
礼さん、何だか雰囲気が違うような…。
「まぁ…バックに姫野と清宮がいれば怖いもん無しだろ。」
あれ?
晶さんまでもが…。
「悪いな。たまにこうなる時があるんだよ。めんどくさい奴らだ。」
慶一郎さんが、呆れたように私に言ってきた。
ははは…。
鬼龍のメンバーもキャラが濃いが、ここの人たちも相当な気がしてきた。
威厳が凄い大樹さんのお父さん。
優しいのに、裏は怖そうな晶さん。
オチャらけてるのに急に妖艶になる礼さん。
いたって普通だが、この状況を楽しんでいるであろう慶一郎さん。(光輝さんのお父さん。)