お昼寝御曹司とふたりだけの秘密
ソファから立ち上がった涼本さんがわたしの手を引いたので反射的に立ち上がる。すると彼はわたしの腰の下へと手をもっていって、そのままぐいっと持ち上げられてしまった。
「す、涼本さん!?」
「ベッドまで運ぶよ」
「そ、そんなっ……わたし自分で……!」
「いいよ。このまま」
慌てるわたしに涼本さんはいたずらっぽく口もとを緩めて、寝室へと移動する。
そしてわたしをベッドの上に優しく降ろすと、唇を重ねながら押し倒される。
「あ……涼本さん……」
「君の恋人になったのだから、名字じゃなくて名前で呼んでくれてもいいんじゃないか?」
「……司さ、ん」
やっぱり慣れなくて気恥ずかしさが勝ってしまい、カアッと頬が熱くなる。
そんなわたしに彼は目を細めて、首筋へと口づけていく。
「かわいいな……もっと呼んでほしい」
魅惑的な彼の視線に胸のときめきがおさまらない。
甘い言葉を絡めながら施される彼の愛撫に、体が震えそうになるくらい火照っていく。
「好きだよ、香菜」
「わたしも……好き……」
司さんの熱っぽい表情にぼうっと意識を捕らわれながら、ふたたびキスをして温もりを確かめ合った。
「す、涼本さん!?」
「ベッドまで運ぶよ」
「そ、そんなっ……わたし自分で……!」
「いいよ。このまま」
慌てるわたしに涼本さんはいたずらっぽく口もとを緩めて、寝室へと移動する。
そしてわたしをベッドの上に優しく降ろすと、唇を重ねながら押し倒される。
「あ……涼本さん……」
「君の恋人になったのだから、名字じゃなくて名前で呼んでくれてもいいんじゃないか?」
「……司さ、ん」
やっぱり慣れなくて気恥ずかしさが勝ってしまい、カアッと頬が熱くなる。
そんなわたしに彼は目を細めて、首筋へと口づけていく。
「かわいいな……もっと呼んでほしい」
魅惑的な彼の視線に胸のときめきがおさまらない。
甘い言葉を絡めながら施される彼の愛撫に、体が震えそうになるくらい火照っていく。
「好きだよ、香菜」
「わたしも……好き……」
司さんの熱っぽい表情にぼうっと意識を捕らわれながら、ふたたびキスをして温もりを確かめ合った。