追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
私とマイアは、とばっちりを受けないようにゆっくりと後退ると、そのままログハウスを出た。
「あの子ったら本当に一言多いんだから! いつも失言でヘンルーダ様を怒らせるのよ」
「ふふ。なんとなくわかります。じゃあ、マイアさん、先に内装についての説明を聞いておいて下さい。ふたりが落ち着いたら、伝えてくれればいいので」
すると、マイアは安心したように頷いた。
暴風に進んで飛び込む馬鹿はいない。私もマイアも、今はとにかく、ヘンルーダとグレイスから距離を取りたかったのである。
その後、マイアと共に、隣のログハウスに移動して内装説明の続きをした。
ログハウスの造りはどれも同じで、設置する物もほぼ一緒だ。備え付けの三段ベッドに、最大四人が座れる食卓テーブル。食材を保冷するための小型の冷蔵庫や、調理に使う器具などなど。最低限生活に必要な物を創っていくと、途中であることを思い出した。
「マイアさん、お風呂はどうしていますか?」
尋ねるとマイアは憂鬱な表情をした。
「こっちに移って来てから二日に一回、お湯には浸かれないわ。流すだけよ……私、もうそれだけが嫌で嫌で」
「二日に一回……そうですか」
「あの子ったら本当に一言多いんだから! いつも失言でヘンルーダ様を怒らせるのよ」
「ふふ。なんとなくわかります。じゃあ、マイアさん、先に内装についての説明を聞いておいて下さい。ふたりが落ち着いたら、伝えてくれればいいので」
すると、マイアは安心したように頷いた。
暴風に進んで飛び込む馬鹿はいない。私もマイアも、今はとにかく、ヘンルーダとグレイスから距離を取りたかったのである。
その後、マイアと共に、隣のログハウスに移動して内装説明の続きをした。
ログハウスの造りはどれも同じで、設置する物もほぼ一緒だ。備え付けの三段ベッドに、最大四人が座れる食卓テーブル。食材を保冷するための小型の冷蔵庫や、調理に使う器具などなど。最低限生活に必要な物を創っていくと、途中であることを思い出した。
「マイアさん、お風呂はどうしていますか?」
尋ねるとマイアは憂鬱な表情をした。
「こっちに移って来てから二日に一回、お湯には浸かれないわ。流すだけよ……私、もうそれだけが嫌で嫌で」
「二日に一回……そうですか」