追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
力強く言うと、守護獣たちは大きなため息をついた。得体の知れない怪物がいるかもしれない洞窟だ。彼らが二の足を踏むのもわかる。しかし、怪物の正体を突き止め、なんでもないことがわかったら、ハイネ親子も良質な木を伐れるし、私も水晶を手に入れられるし一石二鳥。どうせ時間は余っているのだから、行ってみる価値はある。
「仕方ないですね。暗くなってからでは厄介です。今から行った方が良いでしょう。しかし! ララさまは、私とスピネの後ろから入るようにしてもらいます」
「うん! わかった。じゃあ行こう!」
能天気な私の声にやれやれと守護獣たちが首を振る。そんなこと物ともせず、颯爽と私は森へと向かった。
昼なお暗い森の中、目的地である洞窟は大きな口を開けて、私たちを待っていた。
スピネとムーンに周りを囲まれて、どんどん奥へと進んで行くと、やがて開けた場所に出た。そこには、目を見張るほどの大きく美しい紫水晶(アメジスト)が鎮座している。
「すごいね。これだけの紫水晶があれば、創造魔法も使いたい放題ね」
嬉しそうに近づく私をスピネが止めた。
「主殿! 近寄ってはならぬ。それはドラゴンだ!」
「仕方ないですね。暗くなってからでは厄介です。今から行った方が良いでしょう。しかし! ララさまは、私とスピネの後ろから入るようにしてもらいます」
「うん! わかった。じゃあ行こう!」
能天気な私の声にやれやれと守護獣たちが首を振る。そんなこと物ともせず、颯爽と私は森へと向かった。
昼なお暗い森の中、目的地である洞窟は大きな口を開けて、私たちを待っていた。
スピネとムーンに周りを囲まれて、どんどん奥へと進んで行くと、やがて開けた場所に出た。そこには、目を見張るほどの大きく美しい紫水晶(アメジスト)が鎮座している。
「すごいね。これだけの紫水晶があれば、創造魔法も使いたい放題ね」
嬉しそうに近づく私をスピネが止めた。
「主殿! 近寄ってはならぬ。それはドラゴンだ!」