追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
そんなことすっかり忘れていた。出来るだけ強い特性を、と思いつく限りのものを創造したけれど、それがこの場面で生きるなんて、誰が予想するだろう。
「なるほどな。そういうことだったか。知らず知らずのうちに創造していたとはね。もうこうなると、運命だとしか思えない。世界が君に、悪魔を倒せと言っているようだ」
ディオは感嘆し、私は驚きのあまり言葉を失った。
が、しかし。呆然としている場合ではないことに気付く。悪魔の球体は膨れ上がり、今にも外に飛び出しそうだったのだ。
私はアメちゃんに頼み、地上にいたスピネを回収した。
そして、改めてムーンとスピネにお願いした。
「ふたりとも、力を貸して! 私に悪魔を倒す力を!」
「主殿、我らに頭を下げる必要などない」
「そうですとも。私どもはララ様をお守りすることが使命。それが至上の喜びなのです」
スピネとムーンは力強く頷き、姿を変化させた。スピネは重厚で漆黒のラウンドシールドに。ムーンは柄の部分も穂の部分も純白の美しい槍に。それぞれ、神聖な気を纏い美しく輝いていた。
「なるほどな。そういうことだったか。知らず知らずのうちに創造していたとはね。もうこうなると、運命だとしか思えない。世界が君に、悪魔を倒せと言っているようだ」
ディオは感嘆し、私は驚きのあまり言葉を失った。
が、しかし。呆然としている場合ではないことに気付く。悪魔の球体は膨れ上がり、今にも外に飛び出しそうだったのだ。
私はアメちゃんに頼み、地上にいたスピネを回収した。
そして、改めてムーンとスピネにお願いした。
「ふたりとも、力を貸して! 私に悪魔を倒す力を!」
「主殿、我らに頭を下げる必要などない」
「そうですとも。私どもはララ様をお守りすることが使命。それが至上の喜びなのです」
スピネとムーンは力強く頷き、姿を変化させた。スピネは重厚で漆黒のラウンドシールドに。ムーンは柄の部分も穂の部分も純白の美しい槍に。それぞれ、神聖な気を纏い美しく輝いていた。