追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
いや、違う。「アメ」が名前なの。「チャン」はいらないの。と、訂正する間もなく、ドラゴンは嬉しそうに「アメチャン」を連呼した。センスの無さに磨きがかかった結果になったけど、それはもういい。だって、アメちゃんとはここでお別れ。彼はこれから自由になった翼で大空に飛び立つ。そして私はこの洞窟でたんまり水晶を手に入れるのだ!
「可愛い名前をありがとう。これからもよろしくね! ご主人様っ!」
「は?」
カタコトだったドラゴンは、急に流暢に喋り出した。しかも……どうやら女の子だったらしい。
急に話し出したことに関しては置いておくとして、まずは、問題発言から追及しよう。
「これからもよろしくって言った? アメちゃんは大空に飛び立つんでしょ?」
「そうよ。ご主人様と一緒に」
「……ご主人様って私?」
「うんっ! 名前くれたもーん」
アメちゃんはいかつい姿で可愛らしく言った。名前をつけたらご主人様? 待って。もしかしたら、名前って結構重要なものなんじゃないの?
私が呆然していると、ムーンが後ろから声をかけてきた。
「ララさま。創造主が名前を付けるということは、眷属にするということなのです」
「可愛い名前をありがとう。これからもよろしくね! ご主人様っ!」
「は?」
カタコトだったドラゴンは、急に流暢に喋り出した。しかも……どうやら女の子だったらしい。
急に話し出したことに関しては置いておくとして、まずは、問題発言から追及しよう。
「これからもよろしくって言った? アメちゃんは大空に飛び立つんでしょ?」
「そうよ。ご主人様と一緒に」
「……ご主人様って私?」
「うんっ! 名前くれたもーん」
アメちゃんはいかつい姿で可愛らしく言った。名前をつけたらご主人様? 待って。もしかしたら、名前って結構重要なものなんじゃないの?
私が呆然していると、ムーンが後ろから声をかけてきた。
「ララさま。創造主が名前を付けるということは、眷属にするということなのです」