追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
下を見ると、険しくそそり立つ山の向こうに森が見え、その中心に茶色の大地が見えた。近くに民家はない。アメちゃんはその場所を目掛けて降下した。
降りてみると、地面はかなり固かった。さすが、良質な宝石を生む地質は一味違う。この分だと、かなり良い宝石が期待出来そうだ。飛び続けて疲れたアメちゃんとムーンは宝石に戻って小休止し、私とスピネで周囲の探索をすることにした。
鉱山は山手付近にあると目星をつけ、前方の森を抜ける。森を抜けた先にはむき出しの岩盤があり、岩盤に沿って進むと……そこには期待と違うものがあった。
「は、畑?」
いや、言い直す。これは「畑にしたくて耕したけど、地面が固すぎて放棄したもの」だ。
しかも、まだ新しい。
「人はいるようです」
「そうね。奥に民家があるのかも。そっと見に行こうか」
「偵察は我が適任かと。主殿はここで暫くお待ち下さい」
「う、うん。わかった。気をつけてね」
スピネは軽く頷くと、畑の向こうの茂みに消えていった。
日はだんだんと高くなり、薄暗かった辺りを明るく照らす。
「あれ? これ、野菜かしら?」
降りてみると、地面はかなり固かった。さすが、良質な宝石を生む地質は一味違う。この分だと、かなり良い宝石が期待出来そうだ。飛び続けて疲れたアメちゃんとムーンは宝石に戻って小休止し、私とスピネで周囲の探索をすることにした。
鉱山は山手付近にあると目星をつけ、前方の森を抜ける。森を抜けた先にはむき出しの岩盤があり、岩盤に沿って進むと……そこには期待と違うものがあった。
「は、畑?」
いや、言い直す。これは「畑にしたくて耕したけど、地面が固すぎて放棄したもの」だ。
しかも、まだ新しい。
「人はいるようです」
「そうね。奥に民家があるのかも。そっと見に行こうか」
「偵察は我が適任かと。主殿はここで暫くお待ち下さい」
「う、うん。わかった。気をつけてね」
スピネは軽く頷くと、畑の向こうの茂みに消えていった。
日はだんだんと高くなり、薄暗かった辺りを明るく照らす。
「あれ? これ、野菜かしら?」