神殺しのクロノスタシスⅣ
「…そ、そんなはずはない」

『サンクチュアリ』の青年は、呆然として呟いた。

種は全て明かされたのに、そんなはずはない、とは。

「だ、だって…魔封じの石だって…。完全に魔力を封じ込める力だって…伝承で、そう…伝えられて…」

「…あぁ」

成程、そういうことか。

「君達は間違ってないよ。確かに、君達が耳にした伝承は正しい。良かった。ちゃんと伝わってたようで」

「は…?」

ごめんね。

変な勘違いをさせて、凄く申し訳ないんだけど。

実は、それが目的だったんだ。

「賢者の石は、あらゆる魔法を無効化する、完全な魔封じの石である…。その伝承を流したのは、他ならぬ私なんだよ」













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