愚かな男を愛したセリーナ
 何度もセリーナ、セリーナと呼びながら座る彼女の背中を支え、もう一方の手の指でぷっくりと膨らんだ花芽をいじる。ずんっ、ずんっと腰を動かせば、華奢なセリーナは身体全体を揺らしながら、倒れないようにセドリックの首に手を回した。

「はぁあっ、あんっ、あんっ」
「ああ、セリーナ、すごい締め付けてくる……、たまらないよ、セリーナ」
「セドっ、おかしくなっちゃう」
「いいよ、いくらでもおかしくなってくれ」

 汗ばむセドリックの胸毛に、揺れる乳房の先端が引っかかるようにくっつく。その刺激だけで、ビクンと身体を揺らしてしまう。

「セドっ、セドっ!」
「あぁ、セリーナ、好きだっ、お前だけだ」

 もう一度唇を寄せて、舌を絡めあう。二つの口を同時に責められ刺激され、快感が身体を駆け抜けていく。前回とは違う、こころの通い合った上で身体を繋げる。こんなにも気持ちが良くなるとは、思いもしなかった。

「はぁっ、いっ、いっちゃう! セドっ」
「っ、お、俺もっ」

 思わず喉をのけ反らせて、一層高い嬌声を出したセリーナは、身体をびくん、びくんと震わせた。その動きに合わせて、セドリックもセリーナの最奥に欲望を吐き出して、さらに押し込むように二度、三度と腰を動かして突き上げる。

 荒い息しかできない二人は、抱き合ったままお互いの肌の感触を確かめるようにくっついている。

「あぁ、セリーナ、嬉しいよ」
< 19 / 20 >

この作品をシェア

pagetop