悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~2
(そうか。未来の王弟陛下を目的として来国している者たちもいるんだわ)
彼らが会おうとしていたのは、元々王太子であるマティウスではなく、エリオットの方なのだ。
積極的に話しかけていく男たちを前に、軍事でエリオットがそれなりに指揮権が強いことを感じさせられた。
見慣れない屈強な男を前にした時は緊張したが、伯爵令嬢としてきちんと対応した。
どのくらい短い会話と移動を繰り返しただろうか。
やがて王妃が、ようやく足を止めてくれる。
「アメリアさんも、よくがんばりましたわね。次は女性同士のものよ――強い助っ人を呼んでありますから、安心なさって」
続いて、女性ならではの友好固めのために動くことになった。
エリオットを帝国の大隊長らのもとに残したのち、王妃がアメリアに紹介したのは、意外な人物だった。
それはエリオットの従姉弟、十五歳のヴァレンティーナ・フォン・アベル公爵令嬢だった。
今回、アメリアを後宮の『白薔薇の会』も全面サポートしてくれるという。会場内にはすでにメンバー達も待機しており、何かあれば何食わぬ顔で談笑を手伝う手筈になっている。
王宮でのパーティーを、第一王子と第二王子で分けたのは、付きっきりでサポートすることも考えられてのことであったようだ。
「――というわけで、この先はわたくしが連れ添いますわ」
彼らが会おうとしていたのは、元々王太子であるマティウスではなく、エリオットの方なのだ。
積極的に話しかけていく男たちを前に、軍事でエリオットがそれなりに指揮権が強いことを感じさせられた。
見慣れない屈強な男を前にした時は緊張したが、伯爵令嬢としてきちんと対応した。
どのくらい短い会話と移動を繰り返しただろうか。
やがて王妃が、ようやく足を止めてくれる。
「アメリアさんも、よくがんばりましたわね。次は女性同士のものよ――強い助っ人を呼んでありますから、安心なさって」
続いて、女性ならではの友好固めのために動くことになった。
エリオットを帝国の大隊長らのもとに残したのち、王妃がアメリアに紹介したのは、意外な人物だった。
それはエリオットの従姉弟、十五歳のヴァレンティーナ・フォン・アベル公爵令嬢だった。
今回、アメリアを後宮の『白薔薇の会』も全面サポートしてくれるという。会場内にはすでにメンバー達も待機しており、何かあれば何食わぬ顔で談笑を手伝う手筈になっている。
王宮でのパーティーを、第一王子と第二王子で分けたのは、付きっきりでサポートすることも考えられてのことであったようだ。
「――というわけで、この先はわたくしが連れ添いますわ」