悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~2
得意げなところを見ると、上機嫌に早変わりしたようだ。
「ふふん、あなた様ならそう言ってくださると思っていましたわ。ええ、わたくしもミッシェル様がご婚約されてから、日々ハッピーでございますの」
「ハッピー……」
よほどうれしいことであったらしい。
「あのお方に『また明日』と微笑まれて約束をされた時、もう天にも昇る気持ちでしたわ!」
以前、誤解があって悲しんでいた。
それを知っているだけに、今や『白薔薇の会』とミッシェルの友好関係の良さにも、アメリアは姉的な気持ちで感動もしていた。
「ふふ。そうですか、それは良かったです――ンッ」
ちょっと言葉が詰まってしまった。
気のせいでなければ、背後から鋭い殺気を感じる。
すぐ頭に浮かんだのは、自分の護衛騎士になった王宮一の〝ミッシェルのやばいファン〟である。
ハッと殺気の先を辿ると、人混みの間から見つめるクラークの姿を見付けた。
彼は、ヴァレンティーナを真っすぐ見ていた。
まるで刺客でも見るような目だ。氷の先端のごとく冷たい。こんな美少女を、あの男はなんて目で見るんだ。
「さ、さあヴァレンティーナ様っ、まいりましょう!」
アメリアは、察知される前にと思って彼女の背を押した。
まさか斬り殺すつもりではないたろう。同じ最推しを持つ同志とはいえ……嫉妬が怖い、と思った。
早速、ヴァレンティーナと共に行動開始する。
「ふふん、あなた様ならそう言ってくださると思っていましたわ。ええ、わたくしもミッシェル様がご婚約されてから、日々ハッピーでございますの」
「ハッピー……」
よほどうれしいことであったらしい。
「あのお方に『また明日』と微笑まれて約束をされた時、もう天にも昇る気持ちでしたわ!」
以前、誤解があって悲しんでいた。
それを知っているだけに、今や『白薔薇の会』とミッシェルの友好関係の良さにも、アメリアは姉的な気持ちで感動もしていた。
「ふふ。そうですか、それは良かったです――ンッ」
ちょっと言葉が詰まってしまった。
気のせいでなければ、背後から鋭い殺気を感じる。
すぐ頭に浮かんだのは、自分の護衛騎士になった王宮一の〝ミッシェルのやばいファン〟である。
ハッと殺気の先を辿ると、人混みの間から見つめるクラークの姿を見付けた。
彼は、ヴァレンティーナを真っすぐ見ていた。
まるで刺客でも見るような目だ。氷の先端のごとく冷たい。こんな美少女を、あの男はなんて目で見るんだ。
「さ、さあヴァレンティーナ様っ、まいりましょう!」
アメリアは、察知される前にと思って彼女の背を押した。
まさか斬り殺すつもりではないたろう。同じ最推しを持つ同志とはいえ……嫉妬が怖い、と思った。
早速、ヴァレンティーナと共に行動開始する。