悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~2
思わず「あれ?」と呟いて両手で頬を押さえると、ヴァレンティーナが「強がらなくてもいいですわ」と嘆息する。
「あれから一時間連れ回してしまいましたから、さすがにきついでしょう」
「えぇっ、一時間経ってたの!?」
「だってあなた、ちっとも弱音を吐かず励むんですものっ。健気で、こっちとしては応えたくなるし応援したくなるでしょう!」
恥じらった顔で怒られた。
がんばりに応えたい想いもあって、彼女も『次』『さあ次に行きますわよ』と連れ回していたらしい。
素直ではないが、それなりにアメリアのことを認めてくれているようだ。
向けられている好意がうれしくなる。
「あの、ヴァレンティーナ様……ありがとうございます」
「べ、別に気に入っているとか、そんなんじゃないんだからね。ミッシェル様のことでは世話になったし」
目をつり上げつつも、彼女も恥じらい顔でごにょごにょと言う。
美少女同士が立ち止まって向かい合っているのを、周りの貴族たちが不思議そうに見ていく。
「と、とにかく、少し休んでいらっしゃいな。わたくしは、エリオット殿下の様子を見てきますわ。空いていそうなら向かわせます」
足早にドリンクコーナーに案内したのち、ヴァレンティーナは彼と同じ金髪を揺らして人混みの中を進んでいった。
アメリアは、アルコールが入っていないドリンクをもらい喉を潤した。
「あれから一時間連れ回してしまいましたから、さすがにきついでしょう」
「えぇっ、一時間経ってたの!?」
「だってあなた、ちっとも弱音を吐かず励むんですものっ。健気で、こっちとしては応えたくなるし応援したくなるでしょう!」
恥じらった顔で怒られた。
がんばりに応えたい想いもあって、彼女も『次』『さあ次に行きますわよ』と連れ回していたらしい。
素直ではないが、それなりにアメリアのことを認めてくれているようだ。
向けられている好意がうれしくなる。
「あの、ヴァレンティーナ様……ありがとうございます」
「べ、別に気に入っているとか、そんなんじゃないんだからね。ミッシェル様のことでは世話になったし」
目をつり上げつつも、彼女も恥じらい顔でごにょごにょと言う。
美少女同士が立ち止まって向かい合っているのを、周りの貴族たちが不思議そうに見ていく。
「と、とにかく、少し休んでいらっしゃいな。わたくしは、エリオット殿下の様子を見てきますわ。空いていそうなら向かわせます」
足早にドリンクコーナーに案内したのち、ヴァレンティーナは彼と同じ金髪を揺らして人混みの中を進んでいった。
アメリアは、アルコールが入っていないドリンクをもらい喉を潤した。