悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~2
そういえばと思い出し、取って付けたたようなニュアンスだった。
(本当かなぁ)
あまり信用ならないと思った。
お見合いの時、真っ先に本心を語って契約を持ちかけてきたエリオットの方が、アメリアには全然いい。
(どうしよう。彼、このままついて来たりしないわよね?)
向かう先なんて決めていないので、付きまとわれたら大変困る。
その時、見覚えのある二人の騎士が現われた。
「アメリア嬢、殿下がお待ちです」
それはエリオットが持つ部隊の、あの失礼な軍人二人だった。人込みを抜けてきた途端、並んで立ったので余計に存在感が増す。
(たしか、アルレッドとバイザー、だったわよね)
班ではなく、二人一組で動いている小隊長コンビだと、あとでエリオットに軽く紹介された。
「迎えが遅くなってしまい申し訳ございません。喉は潤せましたでしょうか? 待ち合わせ場所まで同行いたします」
「え、ええ、お願いするわ」
そういうことにするつもりらしい。
有り難い。助かったと思いながら、アメリアは彼らと口を合わせた。
「ルカ様、そういうわけですので申し訳ございません」
「いいよ。話せて楽しかった」
ルカがにこにこと笑って、手を小さく振る。次の話し相手を探しに行くと態度で示すみたいに、向こうへと歩きながら新しいシャンパングラスをもらっていた。
アメリアは、騎士二人に導かれてその場を離れる。
(本当かなぁ)
あまり信用ならないと思った。
お見合いの時、真っ先に本心を語って契約を持ちかけてきたエリオットの方が、アメリアには全然いい。
(どうしよう。彼、このままついて来たりしないわよね?)
向かう先なんて決めていないので、付きまとわれたら大変困る。
その時、見覚えのある二人の騎士が現われた。
「アメリア嬢、殿下がお待ちです」
それはエリオットが持つ部隊の、あの失礼な軍人二人だった。人込みを抜けてきた途端、並んで立ったので余計に存在感が増す。
(たしか、アルレッドとバイザー、だったわよね)
班ではなく、二人一組で動いている小隊長コンビだと、あとでエリオットに軽く紹介された。
「迎えが遅くなってしまい申し訳ございません。喉は潤せましたでしょうか? 待ち合わせ場所まで同行いたします」
「え、ええ、お願いするわ」
そういうことにするつもりらしい。
有り難い。助かったと思いながら、アメリアは彼らと口を合わせた。
「ルカ様、そういうわけですので申し訳ございません」
「いいよ。話せて楽しかった」
ルカがにこにこと笑って、手を小さく振る。次の話し相手を探しに行くと態度で示すみたいに、向こうへと歩きながら新しいシャンパングラスをもらっていた。
アメリアは、騎士二人に導かれてその場を離れる。