9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます
「左様でございます。彼女を妃にするお許しがいただけるのであれば、我が国からそれに見合う支援をいたしましょう。まずは貴国を我が国最初の友好国とし、いかなる脅威からも守り抜きます。軍隊を国境に常駐させ、必要であれば、相応の訓練を終えた兵士も派遣します。また財政面での補助もお約束しましょう」
デズモンドの発言に、重鎮たちがざわつきを見せる。
「孤高を貫いていたオルバンス帝国の友好国になるだと? 前代未聞の事態ではないか」
「しかもあの強国の兵力を補充してくれるとは、こんなにありがたい話はない」
思いがけない交渉条件にエンヤード王も「ふむ」と唸っている。
宗教国家であるエンヤード王国は、諸外国に比べ、軍事力が乏しい。
それが兵力に加え財力まで補填してくれるなど、ひいき目に見ても好条件だ。
心惹かれている様子の王と重鎮たちを眺め回し、エヴァンが焦った顔で食ってかかる。
デズモンドの発言に、重鎮たちがざわつきを見せる。
「孤高を貫いていたオルバンス帝国の友好国になるだと? 前代未聞の事態ではないか」
「しかもあの強国の兵力を補充してくれるとは、こんなにありがたい話はない」
思いがけない交渉条件にエンヤード王も「ふむ」と唸っている。
宗教国家であるエンヤード王国は、諸外国に比べ、軍事力が乏しい。
それが兵力に加え財力まで補填してくれるなど、ひいき目に見ても好条件だ。
心惹かれている様子の王と重鎮たちを眺め回し、エヴァンが焦った顔で食ってかかる。