9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます
宛名は、セシリアと義妹のジョージーナ、幼いふたりの姉妹である。
同じ年頃の貴族令嬢のもとにもくまなく招待状が届いており、十三歳になるエヴァン王太子の婚約者探しのパーティーではないかという噂が流れた。
張り切った義母のランスロ―夫人は、ジョージーナのために、上位貴族御用達の仕立て屋でドレスをあつらえ、奮発してアクセサリーもそろえた。
一方のセシリアの準備は、完全に放置。
とはいえ、王室からの招待なのに欠席するわけにはいかない。
今は亡き母親の面目にも関わるからだ。
それでも、蔑ろにされているセシリアにドレスを買うお金など与えられるはずもなく、かといって持っている服は使用人のお仕着せにも劣る粗末なものばかり。
同じ年頃の貴族令嬢のもとにもくまなく招待状が届いており、十三歳になるエヴァン王太子の婚約者探しのパーティーではないかという噂が流れた。
張り切った義母のランスロ―夫人は、ジョージーナのために、上位貴族御用達の仕立て屋でドレスをあつらえ、奮発してアクセサリーもそろえた。
一方のセシリアの準備は、完全に放置。
とはいえ、王室からの招待なのに欠席するわけにはいかない。
今は亡き母親の面目にも関わるからだ。
それでも、蔑ろにされているセシリアにドレスを買うお金など与えられるはずもなく、かといって持っている服は使用人のお仕着せにも劣る粗末なものばかり。