9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます
セシリアが自己紹介をすると、彼女も名を名乗った。
彼女の名前は、コレット・アッカ―ソン。もとは伯爵家の令嬢で、十八で後宮に来て、もう二十年になるのだという。
(コレット様。エリーから、噂を聞いたことがあるわ。現皇帝陛下の長年の寵妃だとか)
「セシリア様のことは、以前から耳にしておりました。皇太子殿下は、齢二十四にもなるのに妃のひとりも迎えようとしないと、皇帝陛下は心配しておられましたが、セシリア様が来られてからは安心して過ごされているようですよ。私もとても喜ばしく思っております」
そう言って、優しげな笑みを浮かべるコレット。
おそらく彼女は皇帝一筋であり、ほかの若い妃のようにデズモンド狙いではないのだろう。
口ぶりからして、むしろ息子のように感じているのかもしれない。
彼女の名前は、コレット・アッカ―ソン。もとは伯爵家の令嬢で、十八で後宮に来て、もう二十年になるのだという。
(コレット様。エリーから、噂を聞いたことがあるわ。現皇帝陛下の長年の寵妃だとか)
「セシリア様のことは、以前から耳にしておりました。皇太子殿下は、齢二十四にもなるのに妃のひとりも迎えようとしないと、皇帝陛下は心配しておられましたが、セシリア様が来られてからは安心して過ごされているようですよ。私もとても喜ばしく思っております」
そう言って、優しげな笑みを浮かべるコレット。
おそらく彼女は皇帝一筋であり、ほかの若い妃のようにデズモンド狙いではないのだろう。
口ぶりからして、むしろ息子のように感じているのかもしれない。