9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます
赤・青・緑・黄色・紫・白・ピンク色。七色の色彩で渦を巻くように着色されており、その色鮮やかさに、目が引き寄せられてしまう。
「あれはなんというお菓子なのですか?」
「あれか? 綿菓子だ。最近は色彩豊かなものが流行っているようだな。ちょっと待っていろ」
そう言うとデズモンドは、器用に人混みをくぐり抜けて、色鮮やかな綿菓子をひとつ手にして戻ってくる。そしてセシリアに差し出した。
「まあ、いいのですか?」
「ああ、君のために買って来たんだ」
「ありがとうございます」
うれしくなったセシリアは、さっそく綿菓子をちぎって口に運ぶ。
口のなかでふわふわと溶けて、とろけるほど甘い。思わず頬に触れ、満面の笑みを浮かべていると、こちらを凝視している水色の瞳と目が合った。
「ドレスを贈ってやったときよりよほどいい顔をするな」
セシリアの笑顔に、彼もなぜか満足そうである。
「あれはなんというお菓子なのですか?」
「あれか? 綿菓子だ。最近は色彩豊かなものが流行っているようだな。ちょっと待っていろ」
そう言うとデズモンドは、器用に人混みをくぐり抜けて、色鮮やかな綿菓子をひとつ手にして戻ってくる。そしてセシリアに差し出した。
「まあ、いいのですか?」
「ああ、君のために買って来たんだ」
「ありがとうございます」
うれしくなったセシリアは、さっそく綿菓子をちぎって口に運ぶ。
口のなかでふわふわと溶けて、とろけるほど甘い。思わず頬に触れ、満面の笑みを浮かべていると、こちらを凝視している水色の瞳と目が合った。
「ドレスを贈ってやったときよりよほどいい顔をするな」
セシリアの笑顔に、彼もなぜか満足そうである。